Plat du Jour

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THE IMPORTANT STUFF / GUESTBOOK


幸運なことに僕の音楽を通して世界中を回ることができてから、味覚が変わってしまいました。慣れ親しんだイギリスの儀式、触感、味覚はあらゆる局面で覆されてきました。必然的に僕は言語という国際的言語に強い関心を抱くようになり、食事をするときに常に危険な妥協が潜んでいることに気づいたのです。例えばレストランでブラウン・ブレッドよりも栄養価が低いホワイト・ブレッドを選ぶのか、それともホワイト・ブレッドよりも5倍もの農薬残留物が多いブラウン・ブレッドを選べばいいのでしょうか?
なぜ我々はこのような決断を迫られなければいけないのでしょうか?僕らがアドバイスとリーダーシップを必要としているときに、政府はこのような大企業を批判することを恐れ、僕らも路頭に迷ってしまいます。それと同時に、過去20年間において食生活における大規模な変化が起きたのです。以前はごちそう、または特別な行事の食品などとされていた食物が主食になっています。フライド・ポテトのないレストランの子供メニューなんてありませんよね?以前は、シュガーコートされた朝食シリアルは例外でしたが、今やシュガーコートは業界標準になってしまいました。チープなレストランの神聖でない三位一体の砂糖、塩、脂肪が主要になり、地元で採れた食材、八百屋、マーケット、肉屋、パン屋などの生鮮食品は、大通りのスーパーマーケットによって置き換えられてしまいました。
我々は体に入る食物のコントロールを、地理的な無人帯で経営されている顔のない多国籍企業に委ねてしまっています。世界の健康が危機に直面しているのは決して驚きではなく、西洋では栄養失調よりも過食が問題になっています。アメリカでは、親よりも子供の方が推定寿命が低いのです。しかし、アメリカの現代食のテンプレートは、アメリカの帝国主義的野望の最前線に以前からありました。マクドナルドは、アメリカ人観光客が行く前からロシアに進出しました。スターバックスの均一化されたコーヒーの味が浸透しないと思われていた国々でも、スターバックスは大成功しています。野菜を避けるべき食材だと見なしていた男が発明したハンバーガーは、今や世界中のメニューで定番となっています。
何をどこで食べるかということに関して、肉体的、精神的な隔たりがある場合、必ずそこには困難に満ちた悲しい物語があります。昔のニュー・イングランド地方の塩漬け鱈産業が西インド諸島の砂糖園の奴隷を養っていたことや、Tescoの大型トラックがヨーロッパ中の交通渋滞の中で止まっていることや、果樹園を掘り起こすためにお金をもらってるイギリスの農家や、コーヒーの価値があまりにも低くて苦しめられているベトナムとコロンビアのコーヒー農家などなど。
このような話にちゃんと目を向ければ、現代の全ての悪の裏に潜んでる元凶が見えてきます。それはつまり石油です。世界中の農産業界が石油の最大の消費者なのです。工場を稼働させるため、パッケージの製造と運送用のために燃料が必要だからです。我々の食物は遠い場所から運送されており、それを運ぶ飛行機とトラックは温暖化を促す二酸化炭素を吐き出しており、その二酸化炭素は穀物の不作をもたらし、我々が頼っている自然環境の基本構造を変貌させているのです。ノーマン・チャーチは石油消費が食物連鎖にもたらす影響について記事を書きましたが、それをこのサイトに転載させて頂けることになりました。全文を読みたい人はこちらをクリックして下さい。
僕は国際言語にまでなっているチープなコンビニ食にはもう耐えられなくなりました。コンビニ食は、それを製造して提供する企業だけのために便利なのです。機内食の鮮やかなピンク・オレンジ色の養殖サーモン、水道水より千倍も高価なブランド・ミネラル・ウォーター、加工されたスライスミート、殺菌されたジュース、機械によって製造されたパン、砂糖とソルビン酸カリウムだらけのNestleのヨーグルトなど、ホテルの耐え難い朝食ビュッフェなどはもう見飽きました。
このレコードは、懲りすぎた無駄の多いパッケージの裏にある物語を語ろうとしています。メニューを見たときに、味覚以外の基準で食べものを選択することを促そうとしているのです。このアルバムには、砂糖一粒で作ったトラックや、3万羽の鶏、サーモンの養殖場、ロンドンの地下にある下水道、そして水の音で作ったトラックなどが収録されています。
『Plat Du Jour』は、イギリス図書館のポリー・ラッセルや、何人もの専門家や権威と共に18ヶ月間もリサーチして制作した作品です。
このプロジェクトのライヴ・パフォーマンスでは、このような曖昧で複雑な話を忠実に伝えるよりも、演奏を通して食物の中に含まれている摩擦を直接的に、そして間接的に示唆することに重点を置かなければいけないと考えています。ツアーにはシェフが同行し、ステージから料理の臭いを漂わせることで、会場のムードを変化させ、音楽を引き立たせます。同行するドラマーは、イギリス最大のスーパーマーケットであるTescoの商品だけで作ったドラム・キットを叩きます。デイヴ・オヒギンズ、ピート・レイト、フィル・パーネルという3人の著名なジャズ・ミュージシャンの演奏を僕はライヴ・サンプリングし、MIDIコントローラーでトリガーさせます。音響的に、技術的に、そして音楽的にそれらの要素をまとめるのが僕の役なのです。ファイン・アートの世界で活躍するレンカ・クレイトンがビジュアルを担当し、制作プロセスを記録するだけではなく、それを独自に解釈した映像を提供することになっています。映像に頼るのではなく、僕の音楽そのものが記録になるわけで、ライヴはドキュメンタリー・フィクションのようなものになるのです。映像は、このプロジェクトの事実的/科学的根拠の視覚的記録なのではなく、食物と我々の特殊な関係を検証したものになります。最終的にこれはアーティスティックなパフォーマンスなのです。
ライヴ・ショーの構成とツアーの仕方は、アルバムと同じ原理に基づいています。プロモーターには、ローカルな食品業者に依頼してもらって、ライヴの前後に小さな食品マーケットを会場で作ることをお願いします。そしてバックステージでは、パッケージされた加工食品を置かないことが必須条件となっています。安いサンドウィッチ、チップス、コーラはもう受けつけません。
他の方法もあります。レシピを教えてください。

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Track: ノXノeノCノVナ[ナEノ酣[ノgノヌテ?蜆ヌテ秘`